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タデ食う虫も好き好き

この言葉は、私が中小企業診断士の実務補習の指導員の先生から教えてもらったものです。

 

タデと言うのは苦い植物で誰も好んで食べません。でも中にはタデを好んで食べる

虫もいるようなのです。

 

経営者たる者、人付き合いも大切。私も同じですが、どうしても合わない人がいます。それがお客様とかだったら一層悩んでしまいます。

 

その秘訣が「タデ食う虫も好き好き」の言葉にあります。

 

要は、「人間には好き嫌いが必ずあり、自分と合う人と合わない人がいる。

合わない人には無理に合わせる必要はなくて、合う人に必ず巡り合える」ということです。

 

アメリカの有名コンサルタント、ブライアン・トレーシーも

「人生を楽しむためには付き合いたい人とだけ付き合え」と言っています。

 

ある程度世渡りをしていくためには、嫌なお客様を相手にしたり、会社員の人は、上司や社長の下で

働いたりするのは仕方ないことですが、短い人生無理して頑張る必要はないと思います。

 

経営者であれば、合わないお客様とは取引をしなければいいのです。

無理して取引を続けては、良い商品・サービスを提供することは難しいですし、それはお互いにとって不幸です。

 

会社員の人たちも

「就職した以上3年は頑張れ」

と言う人もいますが、私はそうは思いません。

 

嫌ならすぐにでも辞めて、転職するか独立すればいいのです。

ただ、目的もなしに転職・独立するのはもちろんいけませんが

自分発見のために転職をするのは正しいことだと思います。

やっぱり実際その職場で働いてみないとわかりませんから。

 

人付き合いでも、付き合いやすい人、気の合う人と付き合えばいいと思います。

ただ、自分よりレベルの低い人やグチばかり言うような人とは距離を置かないと

自分まで汚染されてしまいます。

 

必ず自分以上に高い意識を持った人と付き合うようにしましょう。

そうすれば知らない間に自分もレベルが上がるに違いありません。

 

合う・合わないの判断は「直感」で決めればいいと思います。

よくよく考えたら結局最初の印象が正しかったということは

大いにあります。自分の直感を信じて、付き合う人を決めましょう。

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営業の目的は相手の課題を解決すること

先日、ある企業の社長様と面談する機会があり、資金繰りについて
相談を受けていました。
リフォーム業の社長様なのですが最近は、資金繰りに追われてお客様のところに

回る時間がないというのが現状のようでした。

近年、受注が減少し、売上が昨年の7割程度に落ち込んでおり、

借り入れの返済もままならないという状況です。
「何とかして売上を回復させたい」というのが社長様の思いで私も同感でした。

 

「でも、売ろうとすればするほど受注ができない」
「断れてしまう」

 

というのが営業上の悩みでどうしたら受注を増やすことができるのか本当に悩んでおられました。
以前は、売ろうとしなくても勝手にお客様のほうから「ここをリフォームしてください」とお願いされること多く
売り込むことはほとんどしなかったと言います。

 

ここに営業のポイントがあります。
お客様は「商品を売り込まれると拒否したくなる」という性質があるのです。
ですから営業実績を上げようと売り込めば売り込むほどお客様は離れて行ってしまいます。

 

私は社長様に「以前、沢山の受注を受けていた時のことを思い出してください。
商品の話はしなかったのではないですか?」と聞きました。
社長様は「そういえば、お客様のところに行って何気ない世間話をして、その会話の中からリフォームの
ニーズを聞くことが多かったような気がします」
とおっしゃったのです。

 

以前、社長様は地元の人たちとの交流や人間関係を
重視して、その交友関係から仕事につながることが多かったと言います。
それが、受注が減少してきて、お客様との関係づくりよりも「商品を売り込むこと」
が最優先になってしまい、逆に売れなくなってしまう負のスパイラルにハマってしまったのです。
私は「社長様の強みは地元における交友関係や人間関係を作る能力に
あると思います。それを生かしてもう一度リフォーム業の原点に返りましょう」と助言しました。

 

この事例のように営業というのは「商品を売ること」ではなく、
「お客様の課題や問題点を自社の商品を通じて解決してあげること」なのです。

 

ですから営業において一番重要なのが、「相手の問題点や困っていることは何か」を聞き出すことです。
この考えさえわかっていれば営業成績が上がることはもちろんお客さまからも感謝されることは間違いありません。
営業マンは話上手ではなく「聞き上手」がいいというのはここからきているわけですね。

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相手が喜ぶことをしてあげるコツ

商品またはサービスを提供するのが商売はもちろんですが、
お客様にリピートしてもらうためには、ただお客様が望むものを提供するだけではいけません。

お客様の満足度を数式で表してみましょう。

 

顧客満足度=顧客が感じた価値-事前期待値  になります。
事前期待値というのはお客様が企業に対して想定していた価値です。
たとえば、100円のペットボトル水を買いに行ってお客様が100円のペットボトル水を手に入れたら
顧客が感じた価値100-事前期待値100=顧客満足度は0(ゼロです。
お客様に満足や喜びを提供し、何度もリピートしてもらうためには、事前期待値を
超える価値を提供しなければなりません。
プラスアルファーが必要なのです。

 

プラスアルファーの価値が提供できれば以下のような数式になります。
顧客が感じた価値200-事前期待値100=顧客満足度100
別に商品におまけをつけろと言っているのではなく、小さなことでもいいです。
お店だったら「お客様の顔と名前を覚えておく」だけでも価値になります。

 

「○○さんいらっしゃいませ。お元気にされていますか?」と声をかけるだけでも
お客様は「私のこと覚えてくれているんだ」とうれしくなります。

 

これはサービス業やその他営業が必要な業種でも同じです。
相手が望んでいること以上のことを提供するには何ができるのか
もう一度考えてみましょう。

 

私の知っている衣料品で、固定客を多く抱えている60代の女性パートSさんがいます。

この人はその衣料品店の販売員さんの中で最も売上実績が高く、お客様の信頼も厚いです。

 

Sさんが優れているが固定客およそ200名の顔と名前と商品の好みなどが頭に入っていることです。

お客様が来店したら「あら~、○○さんいらっしゃい!お久しぶりです」「元気にされていましたか?」

 

というようにお客様を名前で呼び、そして友達感覚で接していきます。この友達感覚というのが大切です。

このSさんは、お客様に商品を売りつけるのではなく、あくまでもアドバイザーとしてその人に合った商品を提供します。

 

もしお客様が新しく入荷したブラウスをほしいと言っても、その人に似合っていなければ、違う商品を勧めるということもします。

 

このような接客がSさんの信頼感を獲得し、固定客化につながっています。

お客様が感じる価値というのは、商品だけではなく、店員さんとのつながりであったり、商品を身に着けたときの感覚だったりします。

 

常に事前期待値を上回る価値を提供できればお客様はリピートしてくれます。

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未来記憶力をつけよう

ビジネスや経営において、必要な能力とは何でしょうか。

対人関係能力、論理的思考力、行動力等など様々な能力が必要です。

 

もちろんどの能力も必要ですが、一番大切なのは「未来記憶力」だと思います。

記憶力とは一般的に過去のことをどれくらい覚えているのかを指す力だと思いますが、

未来記憶力は「将来起こるべく現象や物事を予測する力」です。

 

従来頭のいい人、いわゆる高学歴な人は「過去記憶」に優れた人であって

勉強ができるだけの人です。

 

本当に仕事のできる人は、外部環境の変化をいち早く取り込みビジネスにおいて

どのような変化をもたらすのかを予期できる人なのです。

「段取り上手」な人というのもここから来ていますね。

 

環境変化がめまぐるしいこの時代において重要なのは、未来を予測する力

「未来記憶力」なのです。

ただし、ノストラダムスみたいに何年も先のことを予知しろというのではありません。

1年先、数か月先、数日先のことでいいのです。

それがわかれば、自社や自分が取るべき行動が明確になります。

 

ではどうすれば、未来記憶力を付けることができるのか。

それは、「観察する意識をつけること」

「頭の中で仮説と検証を繰り返すこと」

です。

 

未来に起こることは、偶然起こるわけではなく、何らかの因果関係が

必ずあります。すべて必然に起こったことです。

何か物事が起こった時は、なぜそうなったのか、ということを深く考える

癖をつける必要があります。そして、周りのことすべてに観察する

癖をつけておけば、なぜこうなるのか、だからどうすればいいのか

ということが分かるようになります。

 

次は、「仮説と検証」です。これを頭の中で繰り返す癖をつけます。

たとえば、今年の夏は、百貨店などは夏物衣料のセールを

例年よりも遅くするという記事が新聞に出ていました。

これは、定価で売れる時期がますます短くなってきていて

百貨店やアパレルメーカーの収益を圧迫していることが要因として

あげられます。

 

ただ、セールを遅らせるとどうなるか。

必ず、百貨店の中で遅らせないところも出てくるし、量販店や

専門店は、間違いなく早くセールを行うでしょう。

少しでも売り上げを稼ぎたいから当然のことです。

 

結果、セールを遅らせた百貨店やメーカーは

最終セールの見切りが大きくなり、収益が一層悪化する

ことが予測されます。

 

このように、一つのニュースにおいてもどうなるのか

予測する癖をつけると、意外と当たるし、ビジネスに応用すれば

成功がぐっと近づきます。

 

まずは、今晩の奥さんの料理は何か?を予測してみてはどうでしょうか?

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事業承継のとっかかりはお客様回り

事業承継計画を策定後、実際事業承継に取り組む際に何から手をつけたらいいでしょうか?

 

それは「お客様回り」です。

 

事業承継計画を作る際には、いつ承継するのかという期限を設けています。

例えば3年後社長交代という期限が決まっている場合は、それに向けて事業が継続できるように

しなくてはいけません。

 

一番大切なのは、仕事が回っていくこと。

そのためには「誰が」「何を」「どのように」運営していくのかを決めておく必要があります。

 

中小企業経営に必要な仕事は大抵以下に分かれます。

 

①営業

②財務

③経理・会計

④総務

⑤製造・加工

 

どれも大切な仕事ですがもっとも大切なのは「①営業」です。

営業は売上高や利益を生み出す最重要な仕事であり、営業が無くなると企業の存続は危ぶまれます。

しかも社長がトップセールスをしていることが多く、この営業を早めに後継者にバトンタッチすることが大切です。

 

お店であれば「店に立つこと」です。

 

後継者が決まれば得意先へ社長と後継者が一緒に回り、いずれは社長になることを伝えましょう。

得意先としても早めに後継者に会うことができれば心の準備も出来るし、

得意先が2代目などの若手であればなおいい関係が築くことが出来る可能性もあります。

 

一番いけないのが社長が代替わりをして関係が無くなり、売上が減少することです。

社長の顔で注文をしていたのだからというのもありますがそれは避けたいものです。

 

 

事業を承継する場合には、いきなり後継者が経営のやり方をドラスティックに変えるのは非常にリスクがあります。

はじめは、先代のネットワークや手法を活用し、少しずつ自分流にアレンジしておくのが望ましいでしょう。

 

なぜなら従業員さんは「変化」を望まないからです。ただ変化をしていかないと経営継続が難しいのは当然のこと。

いきなり後継者がやり方をすべて変えて従業員さんが皆辞めてしまえば元も子もない。

 

後継者はまずは「お客様回り」を先代と行い、顔を売ることから始めましょう。

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